指導員の浦山です。
クラブ員の子から質問がありましたので回答します。
質問:もしも1往復1時間(3600秒)の振り子を作ろうとしたら?
振り子の周期(T)と振り子の長さ(L)の関係は以下の式で計算できます。
T = 2π√(L/g) πは円周率3.14 gは重力加速度9.8 m/s² √は少し難しいかな
L= gT²÷4π²
回答:1往復1時間(3600秒)の振り子を作ろうとしたら振り子の長さは
L = (9.8 * 3600²) ÷ (4 * 3.14²)
L=325.5キロメートル です。
人工衛星の高度が200㎞~1000kmなので実際に作るのは少し難しそうですね。
宇宙エレベーターができたらそこから実験してみるのも面白そうですね。
偏西風やジェット気流などの空気抵抗の影響やコリオリの力(地球の自転)で振り子が回転していく様子も観察できたら興味深いですね。
ちなみに1往復1秒の振り子の長さは25センチメートル。1往復1分の振り子の長さは9メートルです。



指導員の浦山です。 補足です。
一般的には振り子の周期は糸の長さで決まると言われていますが、
それは振れ幅が小さいときという条件が付きます。
正確には振れ幅が大きくなると周期が変化します。
実際には振れ幅が45度では4%、60度では7.5%ほど周期が遅くなります。